おかめ麹とは

       職人が醸す本物の手作り麹を現代に     

当社は明治27年、麹製造販売「おかめ麹」として創業しました。大正時代の店舗

創業以来、手作りならではの美味しさにこだわり続け、時間と手間を惜しまず最上級の「手作り麹」をつくり上げています。

麹づくりは、昔ながらの麹室(こうじむろ)と呼ばれる高温多湿の小さく狭い部屋で行われます。

麹蓋に小分けして醸す職人

そこで、蒸したお米を木製の小さな室蓋(モロブタ)に約700gずつ小分けしていくのです。その後も数時間ごとに積み替えや手入れが行われます。

その作業は、ピーク時には1000枚近くにおよび、まさに、職人の意地と心意気なくしては出来ない重労働であります。

室での作業

故に、近年の麹業界では、手間と労力を省いた製造方法が主流となっており、「手作り麹」と呼べる麹が無くなりつつあります。

お客様の「美味しい」というお声が、私たちの原動力となっております。

 

  木樽でじっくりと育て上げる味噌  

お味噌の原料には、自家製の手作り麹、味の良い長野県産大豆、塩味まろやかな自然塩(赤穂の天塩)を使用しております。

昔ながらの作り方で職人が木桶に仕込み、四季の寒暖の中で約1年の間、じっくり熟成させます。

木樽で長期熟成

それにより、独特の風味、豊かな香り、味のまろやかさが特徴のおかめ麹の甲州味噌が出来上がります。

保存料や酒精などの添加・加熱処理を一切行わず、桶より直詰めしております。

 

  手間を惜しまず育て上げる品々  

店内では、甘酒の素やみそ漬け等の製造販売もございます。

すべての品が、手間と時間をかけてつくった逸品です。

ぜひご賞味ください。

手作りの逸品